ダイレクト納付のすすめ

現在、税務署から法人税の納付書は送付されなくなりました。いずれは、消費税や地方税の納付書も送付されなくなる可能性があります。 もちろん、納付書による納付が、すぐにできなくなるということではありませんが、今後はできる限り、ネットバンキングや「ダイレクト納付」を利用してください、という税務署の意思表示だと思っています。納付書での納付自体が逆に手間になってくるという流れになりそうです。 経理業務を効率化したい皆様に、「ダイレクト納付」をご紹介します。国税や地方税を簡単に納付できるこの方法なら、時間と手間を大幅に削減。事業主や経理担当者の皆様に、その魅力をご紹介します。

#ダイレクト納付とは? *ダイレクト納付*は、e-Taxを利用して国税(法人税、消費税、源泉所得税など)を口座振替で納付するサービス。税務署に「ダイレクト納付届出書」を提出し、登録口座から納付します。また、eLTAXは、e-Taxの地方税(住民税、事業税など)版です。両者を組み合わせれば、納付書を持って銀行に行く手間がなくなります。

#4つのメリット

  1. 時間と手間の節約 納付書を用意し、銀行やATMに足を運ぶ必要なし。e-TaxやeLTAXで申告後、数クリックで納付完了。オフィスや自宅から手続きでき、経理業務の時間を大幅に節約できます。
  2. ミス防止で安心 e-TaxやeLTAXで納付情報が自動連携され、金額や納税先の入力ミスを軽減。納付日を事前に設定でき、期限忘れのリスクも減ります。ミスによるペナルティを防ぎ、安心して納税できます。
  3. ペーパーレスで環境配慮 納付書や領収書の印刷が不要。紙の使用を減らし、環境に優しいだけでなく、書類整理の手間も省けます。環境配慮は企業イメージの向上にもつながります。
  4. 一元管理で効率アップ e-TaxとeLTAXを組み合わせれば、国税と地方税の申告・納付を一元管理。資金繰りに合わせて納付日を設定でき、経理の効率化と事業の安定性を高めます。

#始め方は簡単!

  1. e-TaxとeLTAXの登録:電子証明書や利用者識別番号を取得(こちらで取得済みです)
  2. ダイレクト納付届出書提出
  3. ネットバンキング設定(ネットバンキングは必須ではありません)
  4. 納付実行:e-Tax/eLTAXで申告後、納付額と日付を設定し、口座から引き落とし。

当事務所では、e-Tax/eLTAXの登録、ダイレクト納付の設定から運用までサポートしますので、安心です。 ダイレクト納付で、国税・地方税の納付をスマートに。時間・リスクを減らし、環境にも優しい納税を始めましょう!

四ヶ所 直樹

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